建築する動物たち

嘗て人を他の動物との違いを表すこととして、道具を用いるか? ということが言われた。これは現在では、アリ釣りをするチンパンジーや道具を作り、使用する数多くの鳥の発見により使われなくなった。

そんな創造物の中で最も大きなものは建築物だが、本書では様々な生物が作る構造物について書かれている。

とにかく驚くことが多い。特に単細胞生物であるアメーバが自らを守る殻の様な構造物を作るのには驚嘆。

惜しむらくは、その生物の作る構造物の写真やイラストが少ないことである。