『最高の人生の見つけ方』(原題:The Bucket List) は特別良いというわけでも、ハッピー・エンドというわけでもありませんが、見た後に何だかほっとするというか、清々しいというか、本なら読後感が良いと表現するような映画です。
あらすじは余命僅かの見ず知らずの環境の全く異なる二人が、世界を旅しながら互いの遣り残したことというか、内容の異なる最後にやりたい事を二人でやるうちに、変わっていくという良く或る話です。ただ金持ちでとっつきにくく一見傲慢だけれども優しさを持つ男を Jack Nicholsonが、豊ではないが知識豊で家族からも慕われている男を Morgan Freeman と、オスカーを獲得している二人の名優が演じ、全編この二人のやり取りで、画面全体に安定感があります。Rob Reiner 監督の種案もあるのでしょうが、二人の微妙な表情の変化のせいでしょう。
以下は 3 人の誰かが関わっている私が好きな映画。