日本での公開が始まる前、アメリカでのみ公開されている時点から期待していたのだが、WALL•E をやっと観てきた。
結果、期待ほどではなかったけれど、良く出来ていた。
- 本編開始後約 20 分は台詞が無いというのも新鮮
- 主人公の WALL•E の表情を少ないパーツで上手くつけている
ただその半面ペアの EVE の感情表現は安易 - 至る所に今既に使われている物、音、画をそのまま使う粋な演出
ある有名な SF 映画の音楽もバック・ミュージックに使われています
Desny の映画は、(正しい意味で) 相変わらず子供をターゲットにしていますので、幼稚な部分も有りますが、その分子供にも安心して見せられます。
また観た後に、ふと『天空の城ラピュタ』を思い出しました。考えてみると、
- 恋愛感情を持った 2 人/体
- 環境保護
- 2 人/体を助けるアウトロー (海賊と修理中のロボット)
と似たところがあり、この点でも、ある意味古典的で昔からある話をリメイクすることに長ける Deny 映画といえるかもしれません。
しかし、この手のロボット物を見て思うのは、アトムやその話の一つを元にした PLUTO を観ても思うのですが、ロボットは性別がありません。また異なる種類のロボット同士の恋愛が描かれ、私たちは、それに違和感を感じません。それなのに、人間同士だと、性別、人種、社会的な地位などさまざまさな要因で、反対する人はいるのは、考えてみるとちょっと奇妙です。