久しぶりに映画を立て続けに見て、これが三つ目 ベンジャミン・バトン (原題:The Curious Case of Benjamin Button)。
簡単にあらすじいえば、体が年老いた状態で生まれ、年とともに若返っていく男 Benjamin Button の物語。
はっきり言って、全く Hollywood らしくない映画である。かといって、ヨーロッパ映画でもアジア映画の不陰気とも違う。これまでも問題作を出してきた David Fincher 監督だが、これだけ山も谷も無い静かな映画を作るというのは驚きである。
ひょとすると、アメリカではじめての老いを正面から捕らえた映画かもしれない。
細かい事は書かないが、三つの中でこれがトップ。