2009 年アカデミー外国語映画賞受賞作『瞳の奥の秘密』(原題:El Secreto De Sus OJos) を観てくる。
あらすじを簡単に書くと、退官した捜査関係者が、25 年前の
- 少なくとも形式的には解決済み事件を追う
- 日本で言えばキャリア組で直接の上司だった女性に対する打ち明けられなかった恋慕
が大きな柱となって話が進む。
捜査、司法制度が日本と随分違うので、そのあたりピンとこない部分があるが、非常に好きな映画。
殆ど予備知識無く観に行ったので、Buenos Aires という地名が出てくるまで、てっきり Spain 映画と思っていました。私は、それぐらいヨーロッパ映画の雰囲気を感じました。
理由は、人生について、ヨーロッパは人生を描くのが非常に上手く、この映画も「ラテン文化圏では、基本的に楽しむためにある」という考えが根底にある。そして、それを踏まえて「人生について」を描いている感じたからです。
また題名が、この映画のキーワードを良く表している。そして、裏に流れる静かな音楽が非常に心地良い。