WOOD JOB

神去なあなあ日常

矢口史靖監督作品ということで『WOOD JOB』を観てきた。

やはり矢口監督は、マイナーで一般に余り知られていない世界を描くのが上手いですね。今回の舞台は林業と田舎、そこに生きる人々です。

特にキャスティングが絶妙で、主人公演じる染谷将太さんの中盤までの演技で駄目さ加減が良く伝わってきます。

面白かったのですが、コミカルな要素が多すぎて、林業自体については余り描かれていない点が残念。

ヨーロッパの状況を見れば、先進国であっても林業は決して斜陽産業ではなく、しかも持続可能なんですけどね。