常用しているブラウザ Firefox がメジャー・ヴァージョンアップしたので、早速インストールしてみる。
通常ページの表示速度
HTML レンダリング・エンジンが変更され、表示速度が改善しているとの事だったのですが、残念ながら実感がわかない。ただこれは
- 通信環境の違い
- 使用機種のパワー
- 追加しているアドインの数
に問題がある可能性が高い(^^)。それでも、少なくとも「遅くなっている」という印象はありません。
JavaScript 多様ページの表示速度
JavaScript も速くなり Ajax を使った WEB サイトは格段に速くなっていると聞いていたのですが、確かに速くなっている。@nifty の WEB メールを利用する場合、以前の Firefox 2 では遅くて使い物にならなかったので、CGI ベースの旧ヴァージョンをそのまま使っていたのですが、Firefox 3 ではそこまで遅くは無いので、これからは WEB メールは新ヴァージョンを使う事になりそうです。
アドイン
少し困っているのは、使っているアドインの幾つかは、まだ Firefox 3 に対応していないこと。(出たばかりなので当たり前) また対応はしているものの Sage では、「ユーザスタイルシートを使う」で普通にフル・パスしてイしてもダメで、file://... の URI 形式で無いと使えなかったこと。(まあこれも、これを書いている時点で公開済みの Ver.1.4.1 ですでに修正されてしまいましたが)
ブックマーク
ブックマークの今までは独自形式であるものの、bookmarks.html という名前の HTML ファイルだったものが、“Places”と呼ばれる独自のデータベースに変更されている。ヴァージョン・アップすると普通に旧形式から変換されるので、普通は気にならないとおもいます。しかし私の場合、「ホームページ」に bookmarks.html を指定し、「クイック検索」を使っていろいろなサイトにアクセスしていたので、今後は定期的に「HTML としてエクスポート」下やら無ければならなかったのは面倒かも。ただし、ブックマークの自由度自体はあがり、栞の様な機能を持つ「タグ」を複数の付けれるので、この「タグ」はアドレスバーの補完機能強化版ともいえる「スマートロケーションバー」で検索対象になるので、併せて使えば欠点を補えそうな気もする。少なくとも私のような特殊な使い方をしていなければ、新形式のほうが有益でしょう。