Ubuntu 18.10 の Let's Note 対応状況

私まだ若干古い Let's Note SZ を使っていますが、ほぼほぼもインストールするだけで使える

初期設定で使えないのは、相変わらず

  • Fn+F1/F2 による画面の明るさ変更
  • ホイール・パッド隅のドラッグによるスクロール

ただどちらも設定をし直してやれば良い。

前者は以前書いたのと同じ方法

  1. sudo gedit /etc/default/grub
    などとして、Grub の設定ファイルを開く
  2. 初期状態では、
    GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash"
    と記載された部分があるので、
    GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash acpi_backlight=vendor acpi_osi="
    と書き足す
  3. sudo update-grub
    として、編集内容を Grub に反映させた後再起動

因みに私は、起動過程、終了過程が見たいので、次のようにしている。

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="acpi_backlight=vendor acpi_osi="

ただし 1 点残念なのは、これで明かるさを変更しても、再起動語は元に戻っている点。恒常的に変更したい時は、素直に「設定」→「電源」の「画面の明るさ」を変える。逆にここを変えても、外部ディスプレイには影響しない。

後者も以前書いた方法で「Let's Noteのホイールパッドを快適に使おう@lubuntu」を参考にした。またここには、より細かい設定の説明がある。

  1. sudo gedit /usr/share/X11/xorg.conf.d/71-synaptics-letsnote.conf
    でファイルを新規作成
  2. Section "InputClass" Identifier "touchpad catchall" Driver "synaptics" MatchIsTouchpad "on" MatchDevicePath "/dev/input/event*" Option "CircularScrolling" "1" Option "CircularScrollTrigger" "0" EndSection
    と書き込み保存
  3. 再起動

変わったのは、以前設定やスクリプトで対応していた 3 本指によるタップが、何をしなくともマウスの中ボタンとして機能すること

ただこれは、私がアップ・グレードを繰り返したために気がつなかっただけで、もっと以前のヴァージョン (カーネルGnome) で対応済みだったのかも知れない