既に一月も前ですが、ホームレスが公園を住所として住民登録したことに対して、適法か否かを判断する最高裁判所の判決が出ました。
結果は「認められない」ということで、理由の
上告人が上記テントの所在地に住所を有するものということはできない
については、解らないでもないが、
社会通念上，上記テントの所在地が客観的に生活の本拠としての実体を具備しているものと見ることはできない
について、それではそのような状況に陥ってしまった人は、どのように生活を立て直せば良いのだろう? と思う。住民登録をしないと、職に就けず、職に付けなければ生活は立て直せない。そしてその住民登録を行うには、現在住所が必要である。
昔なら連絡先として住所が必須であったかもしれないが、現在は携帯電話もあり、その限りではない。また携帯電話を持っていなくとも、生活保護的な措置として、役所が私書箱の役割を負うことも出来るだろう。
何か現実に即した方法にならないだろうか?