以前骨髄ドナーになったのですが、その骨髄バンクの活動というか、骨髄移植に支障が出ているというニュースを随分前になりますが聴きました。
原因は、
- 骨髄移植をするときの標準的な方法で利用する道具の製造は一社が独占状態
- その会社の事業部売却に伴い、新しい工場の製造に遅れが生じ、道具の供給が一時的にできない状態
ということのようです。詳細は、骨髄バンクの該当ページ。
こういった時のために、国内では独占禁止法があるのですが、海外の会社には適用できませんし、全ての製品について対処するのは難しい。
命に関わることなので、早く製品が供給されるようになると良いのですが....。
2009/01/31 追記
この件を通じて厚生省だけでなくや骨髄バンクにも構造的な問題があることを知りました。(2009/02/09 リンクを該当記事に張り替えました)
もちろん医療を扱っているからと言って、骨髄バンクを信頼していたわけではありませんが、骨髄ドナー体験で
骨髄バンクは
- お金の使い方など、もっと情報を開示すべき
と簡単に触れた程度でした。反省。
取り敢えずキットの販売会社が、別のライバル企業の販売をするというおかしな形ですが、ぎりぎり骨髄移植を準備している患者は延期だけは避けられそうなのは幸いです。