ステンレス・ボトルの洗浄は厄介。
- 深くて手が届かず
- 道具を使っても茶渋などは落ちない
- よく使われる一般の漂白剤、つまり塩素系漂白剤は使えない
そんな時便利なのが今回の道具。公式ページに有る通り、大げさではなく本当に綺麗に落ちる。
私は三年半、週 3, 4 日使っていたステンレス・ボトルの茶渋がものの見事に 3 分で落ちた。
注意点・欠点は次のとおり。
- この道具を使わなくても、時間をかければ汚れは落とせる
- まずそもそも論として、ステンレスを始めとする金属製品で使えないのは、塩素系漂白剤であって全ての漂白剤でない。つまりこの製品でも用いている酸素系漂白剤 (過炭酸ナトリウム、過炭酸ソーダ) は使える。よって時間さえかければ、私の場合だと 一年半ほど使用したステンレス・タンブラーがこれを使わなくとも、1 時間ほどで落ちた。要するにこの商品はあくまで短時間で綺麗にしたいという希望がなければ無意味。他の違いは、道具を使った時の後処理はすすぐ程度だた、使わない時は軽くだたスポンジなどで軽く洗ってやる必要は有る
- 装置がズレやすい
- 電極と繋がる本体を洗浄したいものに載せるのだが、正に載せるだけで固定する何かが有るわけではない。そして途中でずれると洗浄が止まる。載せるだけなので結構ずれやすい。実際私は一度スイッチを入れた後、離したタイミングでズレて直ぐに止まった
- 公式に有る通り口元が金属でないと使えない
- 使えるのは口径 7 cm まで
- 上に書いた道具無しで洗浄したタンブラーがサーモスの製品だが、口径が 7.5 cm…。せめて自社製品はカバーする製品を出して。容量別は有っても、対応口径は一種類なんだけど…
- 二種類有る
- 容量 800 mL まで使える商品と、1500 mL までの二つが有る。ただ両者で違うのは、別売りも有る電極棒だけ
- 別売り単四電池 3 本が必要
- …通常電池って偶数本で売られているので、奇数本は使いにくい
- 計量スプーンが使いにくい
- セットであれ、消耗品として売られている酸素系漂白剤に付属の軽量スペーンが使い難い。私が使っているのは、
- 420 mL のタンブラー
- 900 mL の水筒
- 溶剤を溶かす温度に注意が必要
- 説明書には 30 °C と有り、あまり温度が高いと駄目。それだけでなく、洗浄を 1 月下旬にやったが、水道水の温度が低すぎ溶剤が解け切らない。