手術直後
手術に関してですが、私の場合、手術直後に先生から声を掛けられる前に、声が聞こえている状態で、何だか変な感じでした。時間の感覚が狂っているので、果たして手術終わったのか、単にまだ麻酔がまだ効いていないのかすら解らす、ただ体は動かせない。
その後覚醒していることを確認後、ストレッチャーに載せられ病室へ。暫くすると何だか息苦しいので、酸素吸入のための管を鼻に当てました。これは全身麻酔をかけられていたので、たとえ意識が覚醒しても、麻酔は完全に切れていないので、体の基本的な機能すら完全には元に戻っていないためです。これに付いては、前もって麻酔科医から説明を受けていたので、心配はありませんでしたが、やはり違和感は有ります。
しかしこの日はとにかく頭がボーっとしていました。よって記憶がひたすらあいまいなので、上記の内容も間違っているかもしれません。先に「手術直後に先生から声を掛けられる前に、声が聞こえている」と書きましたが、その時は声がはっきり聞こえていたのに、その内容は全く覚えていないのです。
ただ私の場合、痛み止めのおかげもあるのでしょうが、腰の左側に 3 つ、右側に 2 つ傷口があるのですが患部の痛みは全くといって良いほどありませんでした。寝返りを打つ程度は全く問題がありません。点滴の管と、血中酸素と心電計のコードが邪魔にはなりますが...。
また絶食絶飲なので、喉の渇きが辛いので、看護師さんに湿らせたガーゼを用意してもらい、唇を湿らせ凌ぎました。
ただ相変わらずよる熟睡できない。全く眠れないのではなく、浅い眠りです。
手術翌日、吐く
術後、何度も吐きました。はじめは理由が解らず、原因は体を起こす事かと思ったのですが、どうやら薬のようです。ただ麻酔か、痛み止めか、傷口の化膿を防ぐ抗生剤のどれかまでは、なかなか解らず、わかったのは薬が体に合わいということ。しかも手術当日は、絶食絶飲だったので吐くのは胃液だけ。
その後の飲食が許可された後も、何時も気持ち悪いわけでなく、突発的に気持ち悪くなり吐いたら後はスッキリ。ただ食事をすると気持ち悪くなるので、食事が真面に取れません。それ以外はいたって快調。
主治医曰く、「ドナーさんが吐くのは珍しく、これだけ吐くのははじめて」との事。どうやら私は特殊なようです。
その結果、痛み止めは予定より早く取り止め。それでも患部の痛みは殆どありません。手術自体は問題ないようです。
抗生剤は、種類を変えたのですが、抗生剤の投与後暫くするとやはり気持ち悪くなります。その結果抗生剤の投与も取りやめに。
抗生剤取りやめ後
抗生剤を止めてから吐くことはなくなりました。患部も痛くなく、むしろその周りが痒い。これが解っていれば、もっと早く抗生剤を止めてもらったのですが。
昼食を食べたときに気持ち悪くなったのですが、16:00 頃残しておいたバナナを食べた時は大丈夫。夕食時は食欲は無いのですが、全て食べることができました。
しかし、朝食昼食と食事が取れていないので、点滴が取れません。また「抗生剤を早く止めているいるので、患部の化膿が心配」という主治医の判断で退院が一日延びてしまいました(;_;)。