スキャナ(Canon imageFORMULA DR-15)

既にスキャナ (CanoScan LiDE 200) を持っているが、連続スキャンできるドキュメント・スキャナが欲しくなり、Canon imageFORMULA DR-15 を購入。

既に発売されて半年、当然、幾つかのサイトでレビューがある。(例えば、他の製品と比較したページ)

発売当時と異なり、Mac OS X のドライバも公開されている。

性能としては、他のサイトで触れられているとおり、小型である利点の反面、速度は遅く、解像度 600 dpi、カラーだと 1 枚に 1 分と、かなり時間がかかる。また、本体の重量やトレイの関係上、厚みのあるほんの場合は、何回かに分ける必要がある。(仕様では、20 枚と成っているが、もう少し多くても OK)

ただこのあたりは、割り切りが必要。速度が遅い点は、ながら作業をすれば良いだろう。

それ以外の欠点としては、

• 薄い紙や表面に光沢のある紙は、2 枚同時に給紙してしまう
• 付属ソフトの問題として、
  • プレスキャンがないので、白黒でスキャンする場合は、紙の色によっては、サンプルとして一枚だけセットして、何度か設定を微調整してから、本スキャンをしたほうが良い
  • PDF で保存する時のことを考えると、
    • 
      
      • 纏めてスキャンした後の削除・追加
      • 途中で、カラーと白黒などのモード変換
      が出来ないので、別途 PDF の結合、分割ツールを用意したほうが良い
    • 中綴じ製本に対応したモードがあると、雑誌・会報をスキャンし易いのに

それでも、実売価格で、25000 円程度で購入できることを考えれば、十分お買い得。