私は HD レコーダの録画のキーワードとして、「ドキュメンタリー」と「ドキュメント」の両方がヒットし、また両者が途中切れていることがあるので「ドキュメン」を登録しています。その為サプリメントや美容関係の宣伝番組が能く自動で録画されているのですが、今回は本当に興味ある番組が録画されていました。それはまったくの偶然ながら私にとってタイムリーな骨髄移植の番組だったのです。
これを見て解ったのですが、骨髄バンクに登録したもののドナー候補になるのは何年、人によっては 10 年以上経っていることは良くあることで、周り、特に家族の構成等の状況が大きく変わっているので、ドナー候補になった時点や最終同意のときにドナーになる事を拒否する人が少なからず、時には半数近くになることもあるそうです。後で知ったのですが確認検査の費用は (保険は利用できますが) レシピエントが支払うので、候補がいることは解るのですが、結果的にぬか喜びになってしまうこともあるそうです。ひょっとすると、このショックで病が進行する人がいるかもしれませんが、バンクに登録した人も新しい家族ができていたり、女性なら妊娠中ということもあるでしょうから致し方ない部分があるのしょうね。
しかし「まだ同意するか不明の候補がいる」という情報が、レシピエントに知らされることがあることを知ると、ドナー候補にはプレッシャーがかかりますね。(私は最終同意後なので関係ないのですが) そこで思うのですが、骨髄バンクが費用を持つことはできないのでしょうか? 最初の登録時の費用は骨髄バンクから出ていると思うのですが...。
さて番組の内容ですが、この手の番組には珍しくドナーもレシピエントも匿名ではなく実名で出ているという珍しいものでした。またドナーは 2 名出ていたのですが、やはり提供する理由、決まってからの変化も様々でした。
個人的には、骨髄採取方法を聞いてはいたのですが、針を腰とお尻の間 (正確には後方から腸骨) にさして骨髄液を抜く作業を画像で見るとやはり怖くなりました。
まあ私の場合は、その針が太いからとか、刺す場所が理由で怖いのではありません。私は献血を百回以上やっているのですが、やはり針を刺す時は毎回は怖い。つまり慣れるという事は無く、怖いものは本能的に怖いんですね。